脳卒中(脳梗塞・脳出血) | 尼崎市で脳梗塞・脳出血の後遺症改善を目指す脳梗塞リハビリステーション尼崎・西宮

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脳卒中(脳梗塞・脳出血)

脳卒中(脳梗塞・脳出血)とは

三大成人病の一つでもある脳卒中。
脳卒中にはにはいくつかの種類がありますが、大きく分けると脳の血管がつまるタイプ(=脳梗塞)と、脳の血管が破れて出血するタイプ(脳出血)に分けられます。
脳梗塞は、細い動脈が詰まる「ラクナ梗塞」、大きな動脈が詰まる「アテローム血栓性梗塞」、心臓の中にできた血の塊(血栓)がはがれて脳の動脈に流れ込んで起こる「心原性脳塞栓症」に分けられます。
脳出血は、脳の中の細い動脈が破れる「脳出血」と、脳の表面を走る大きな動脈にできたこぶが破れる「くも膜下出血」に分類されています。

脳卒中の患者数は現在約118万人と推測されています。また、毎年29万人以上が新たに発症していると推計されています。
脳卒中は、がん、心臓病に次いで日本における死因の第3位、「寝たきり」になってしまう要因の第1位(全体の約3割)、介護が必要になった要因の第2位となっていて、非常に重い症状の病気です。後遺症が残りやすいという特徴もあります。
脳卒中は増加傾向にあり、患者数は2025年頃には300万人を超す危険性もあるという調査結果もあります。その背景には食の欧米化による摂取コレステロールの増加を要因とする糖尿病、高脂血症などの生活習慣病の増加や高齢社会化があります。


症状
脳卒中の症状は百人百様ともいえるほど様々ですが、血管が詰まって起こる脳梗塞と、破れて起こる脳出血は、実は症状に大きな違いが見られません。どちらも脳の細胞が損傷されるという点が共通しているからです。突然発症する、という点も共通しています。
代表的な症状としては頭痛やめまい、手足の力・感覚の異常、言語の異常、目の異常、バランスの異常、その他として突然の記憶障害やけいれん発作、精神障害などがあります。

脳梗塞も脳出血も、現れる症状は脳の病変がどの部位に起きたかによって症状が異なります。
大脳に障害が起こると、半身の運動麻痺(片麻痺)や感覚障害、ろれつが回らない、言葉が出ない、相手の言葉が理解できない、などの症状が現れます。
脳幹や小脳に障害が起こったときの代表的な症状は、物が二つに見える(複視)、ふらついて手足がうまく動かない(体幹・四肢失調)などです。最も重度なときは意識障害(意識がなくなる)も起こります。


施術方法
・外科手術
・内科治療(薬の服用)
・運動(リハビリ)による予防・改善
・日常的な運動による予防

脳卒中(脳梗塞、脳出血)を発症すると、出血部位に応じて手足の麻痺をはじめとした様々な症状が出現します。発症後間もない急性期には、治療上の必要性から安静を要することが多いですが、身体が落ち着いても長期間寝たままでいると廃用症候群(様々な心身機能の低下)を招いてしまうことがあります。廃用症候を防止するには早期から継続して運動(リハビリ)や施術を行う必要があります。

脳梗塞による後遺症へのリハビリは、個々の状況に合わせたプログラムを組む必要があります。脳梗塞の後遺症には多くの種類があり、一つだけではなく複数合併していることもあります。ですので、個別に対策の確認が必要になりますが、ここでは代表的なリハビリ方法についてお伝えします。

▶リラックスポジション(良姿勢保持)
脳梗塞の後遺症による障害に、拘縮(けいしゅく)という手足がつっぱったり、動かしにくくなったりしてしまう症状があります。
その原因は、力の入りすぎで、自分で力をうまく抜けなくなるためです。対応としては、腕や足にタオルやまくらなどを使い、リラックスできる体制(=リラックスポジション)を保つことです。脳梗塞の方は、膝が外に開いてしまったり足首・足先がピンとまっすぐになったままの状態になったりやすいのです。
不自然な姿勢をそのまま取り続けると、拘縮(こうしゅく)のリスクが高まります。拘縮とは、不自然な状態のまま身体が固まってしまい、日常の動作が困難になる、リハビリが難しくなる、精神的に大きなストレスになる、という非常に望ましくない症状です。
重症化する前に、リラックスポジションをとり予防を行うことが非常に重要です。

▶関節可動域訓練
脳梗塞を発症した直後は、手足がまったく動かせないことがあります。動かさない期間が長期化すると関節が固まってしまいます。これを予防するために看護師やリハビリの専門職スタッフ(理学療法士・作業療法士など)が患者様の関節を動かしてあげる(=関節可動域訓練)必要があります。
注意点は、動かしすぎにより痛みが発生してしまうケースがあることです。
まれに重大な事故に繋がる場合もあるので、特に初期の関節可動域訓練には、熟練したセラピストによる訓練が望ましいと思われます。

▶座る練習・立つ練習
脳梗塞の発症後は体幹の機能が落ちてしまうことが多いので、座ったり、手すりや物につかまらずに立ったりすることが難しいことがあります。体が自然に斜めに傾いてしまい、転倒してしまうこともあります。この状態を改善するには、長時間座る練習や、座った状態で腕を伸ばしたり曲げたりするなど同じ姿勢のまま過ごさない訓練を行います。
うまく立てるようになると、次のステップの歩く練習もスムーズに行えますが、足に麻痺が残っていると転倒しやすいので注意が必要です。ですので、まずはしっかりと立つ力をつけることが重要となります。立つ練習で推奨される代表的な練習はスクワットです。

▶歩行練習
脳梗塞を発症すると、手足の筋力低下に加えて感覚の鈍化も起こっているため歩行が難しくなります。例えば、麻痺した足に体重がかかりすぎたりかからなすぎたりすることがあります。うまく歩くには、適度な体重をバランスよくかける練習が必要となります。
熟練した専門職(理学療法士・作業療法士)の指導があれば、効果的な練習が実施できます。練習の結果、まっすぐ歩くことができれるようになれば、応用的な練習(小走りや後ろ歩きなど)を行うい、さらに症状を改善していくことが期待できます。