小脳梗塞について | 尼崎市で脳梗塞・脳出血の後遺症改善を目指す脳梗塞リハビリステーションPROGRESS

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お知らせ

小脳梗塞について

2022/08/20

お知らせ

こんにちは、脳梗塞リハビリステーションPROGRESSの寺西です。

以前からブログでもご紹介している脳梗塞。生活習慣の悪化や、遺伝的な要因などの発症理由がある、脳卒中症状の一つです。

 

今回はそんな脳梗塞について、後頭部側に位置する小脳で発生する脳梗塞、「小脳梗塞」に関して、症状の原因・症状、そして他の箇所にできた脳梗塞との差や危険性等について紹介していきたいと思います。

 

 

■そもそも脳梗塞とは?

「脳梗塞」とは、簡単に言うと脳血管の流れが血の塊等によりつまってしまうことで十分な栄養が脳に伝わらず、脳細胞が死んでしまう病気の総称です。

 

尚、脳梗塞を含む脳血管疾患などについて紹介しているブログがございます。

気になった方はぜひ下記ブログもご覧ください。

 

脳卒中という症状はどんな病気か調べてみよう

 

"小脳梗塞"は、先にもお伝えしている通り後頭部にある小脳の脳血管が詰まることで発生する脳梗塞の部位の一つです。発生の頻度は小脳出血の約4倍ほどと言われており、全ての脳梗塞の約4%を占めています。

 

尚、小脳の近くには人体の生命維持を行うために必要な働きを行う「脳幹」と呼ばれる部位があり、小脳梗塞はこの梗塞が脳幹に達する危険性があることから、他の脳梗塞よりも危険性が高いと言われてています。

 

*脳幹:中枢神経系を構成する器官集合体の一つ。大脳に近い側から、中脳・橋・延髄と間脳を合わせて、脳幹と呼びます。生命活動において大切な役割を行っていますが、具体的には睡眠・覚醒の調整や姿勢運動制御などの、基本的かつ重要な役割を担っています。

 

 

次に、小脳梗塞を含む脳梗塞の種類について紹介致します。

 

 

 

 

 

■小脳梗塞(脳梗塞)の発生原因と種類

小脳梗塞(脳梗塞)の種類には、大きく分けて4つ挙げられます。

ここでは、種類ごとの詳細を一つずつ紹介していきたいと思います。

 

 

●ラクナ梗塞

 

…主に発症原因が「高血圧」によるところが大きいとされており、脳の深部において直径15mm以下の小さい規模で発生することが特徴的な脳梗塞。

日本人の発症者が多いとされており、また高齢者及び男性での発症率が高いことも特徴です。

 

非常に細い脳の血管にて発生し、またダメージを受ける部分が小さいため特徴的な症状が表れにくく、「無症候性脳梗塞」とも呼ばれます。

 

 

 

 

●アテローム血栓性脳梗塞

 

…脳・首などの太い血管が動脈硬化を起こすことで脳血管が狭くなる、もしくは詰まってしまう病気です。発症の原因としては、高血圧をはじめとして飲酒・喫煙などの生活習慣病による血管へのダメージが原因と考えられています。

 

 

 

 

●心原性脳梗塞

 

…特に60歳以上の方に発症しやすいとされており、生活習慣病による動脈硬化等が主な原因とされるラクナ・アテロームとは違い、心原性脳梗塞は突発的かつ梗塞範囲が広いことが特徴です。

 

 

 

 

●椎骨動脈解離

 

…椎骨動脈の解離時に発生する頭痛が発生した時点で適切な処置を行えば軽度の症状で治まる場合もありますが、上記のように解離部分から発生する血栓が血液に乗って脳へ血液を送る血管を塞栓し、脳梗塞を引き起こす可能性もあります。

また、血管壁が外側まで裂けた場合にはくも膜下出血を起こし、その際には激しい頭痛・意識障害が起こり致命傷となることもあります。

 

尚、椎骨動脈解離については、突然首を動かす・過度なマッサージを行うなどの、外力・外傷が原因で起きるケースが多く、他3種類の脳梗塞症状に比べ若い人の発症が多いのも特徴の一つです。

 

 

 

 

…以上のように、小脳梗塞のきっかけとなる血管障害や脳梗塞を起こすきっかけについて紹介いたしました。これらはあくまで"脳梗塞の種類"となるため、小脳のみならず他にも「被殻」「視床」「大脳皮質下」など多くの部位でこれらの脳梗塞が起こる可能性があります。

 

またそのほとんどが生活習慣病をきっかけとする動脈硬化などが原因です。改めて、ご自身の生活習慣を省みて、これらの脳梗塞症状を起こさないよう気を付けましょう。

 

 

 

■参考

NHK 様「脳の細い血管が~徹底解説」より

https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_987.html

 

 

スマート脳ドック 様「アテローム血栓性脳梗塞とは?~解説!」より

アテローム血栓性脳梗塞とは? 原因や検査方法、治療方法についても解説!

 

奈良県医師会  様「「心原性脳梗塞」を予防しましょう」より

http://nara.med.or.jp/for_residents/6549/

 

 

社会福祉法人 恩賜財団 済生会  様「椎骨動脈解離」より

http://nara.med.or.jp/for_residents/6549/

 

 

 

 

 

■小脳梗塞と脳梗塞の違い

前の項目では、小脳梗塞を含めた脳梗塞の種類についてお話いたしました。

さて、ここまでお話している中で、一般的に脳梗塞と言われているものと、小脳梗塞の症状に関して大きな違いはあるのかという点について疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

 

ここでは、小脳梗塞の場合に顕著に見られる症状に関して具体的な紹介をしていきたいと思います。

 

 

●小脳梗塞で主にみられる症状

 

また一般的な脳梗塞と小脳梗塞の大きな違いについて、通常脳梗塞の基本的な症状である半身麻痺ですが、小脳のみで梗塞が起きている場合には身体の麻痺は見られず、また高確率でめまいを起こします。小脳は複数の筋肉を同時に動かすなどの働きを行っているため、手足に力は入るもののスムーズに動かせないといった状態になることが小脳梗塞の特徴の一つです。ただし、小脳の梗塞を患っているときには大脳・脳幹にも梗塞が起きている場合が多いので、結果的に麻痺症状を併発している可能性は高いです。

 

尚、通常は小脳梗塞を含め脳梗塞状態では頭痛を感じることはありませんが、「椎骨動脈解離」がきっかけで起こる脳梗塞の発症では強い頭痛を伴います

また、小脳周辺には人体の生命維持活動を行っている脳幹が近く、小脳梗塞による圧迫が及んだ際には命にかかわることもあるので、他の部位で発生する脳梗塞が発生するよりも危険性が高い場合があるでしょう。

 

ただ、他部位で起きる脳梗塞に比べて小脳梗塞の経過は良いことも多いので、素早く症状が消失したのち後遺症を残さないことも多いです。

 

 

 

●小脳梗塞の発生頻度

小脳梗塞は、小脳で発生する出血に比べ小脳出血に比べて約4倍の頻度で発生することが確認されており、また脳梗塞全体の発症率の約4%ほどを占めています。また、椎骨動脈解離の部分でも少し触れましたが、外傷により血管が閉塞することで小脳梗塞を引き起こすこともあるので、他の脳梗塞ほど遺伝等に関係なく若年層の発症も多いです。

 

 

●小脳梗塞の検査

小脳梗塞を含む脳梗塞の検査は、主にMRI検査(強い磁場・電波を使用して身体の断層画像を確認する検査方法。CTスキャンよりも時間はかかりますが、骨や空気などの影響を受けないため脳や脊髄などの検査に適しています)を用います。

 

 

 

■参考

耳鼻咽喉科 渡辺医院 様「脳のしくみとその異常に伴う耳鳴り」

http://www.fukuokanh.jp/brain/detail/masterid/11

 

いずはら耳鼻咽喉科 様「小脳梗塞について」

https://neurosur.kuhp.kyoto-u.ac.jp/patient/disease/dis04/

 

ドクターズファイル 様「小脳梗塞」より

小脳梗塞について

 

時事メディカル 様「小脳梗塞」より

https://medical.jiji.com/medical/011-0023-01

 

 

キヤノンメディカルシステムズ株式会社 様「MRI Q&A」より

https://jp.medical.canon/general/mri_qa

 

 

 

■小脳梗塞の治療・リハビリ

小脳梗塞の治療は、一般的な脳梗塞に対する治療と同じです。ただし小脳梗塞で気を付けないといけないのは、先にもお伝えしている通り生命維持の根幹を担う「脳幹」への圧迫などを防ぐことです。

ここで、脳梗塞に用いる治療薬の説明を、小脳梗塞で留意する点を交えながら紹介致します。

 

 

●小脳梗塞における薬物療法について

 

 

●t-PAの特徴とデメリット

脳梗塞にて梗塞の原因となる血栓を溶解させることのできる【t-PA】は、非常に画期的かつ有効な脳梗塞治療用の薬として、日本では2005年以降に使用されるようになりました。血液凝固に必要なフィブリンを溶かすことのできるプラスミンという物質の働きを活性化させることができるので、脳梗塞の問題のほぼ根本に働きかけることができます。

 

デメリットとして、t-PAは脳梗塞の発症から約4.5時間以内の投与が目安とされており、早ければ早いほどいいとされていますが、例えば近くにt-PAを扱うことのできる病院がないなどの理由から投与が遅れ使用できない可能性もあります。

またt-PAはその特性上、出血が起こりやすくなるため・【脳出血】の既往がある場合最近胃腸/尿からの出血があった場合大きな手術を受けた場合などに該当すると、t-PAによる治療を行うことはできません。

 

 

●グリセオール他の特徴とデメリット

先にも記載している通り小脳梗塞が発生するとその近くには【脳幹】があるため、そこに影響が及ばないように注意する必要があります。

脳血管が梗塞するとその箇所かその周辺において水分がたまり【脳浮腫】を引き起こします。脳浮腫は脳組織内に水分が溜まってしまうことで浮腫みを引き起こし周辺を圧迫、頭痛や吐き気などの症状から始まり、最終的に意識障害や痙攣を引き起こす命にかかわる症状です。

 

グリセオール等の薬は、そういった脳内(頭蓋内部)の圧力の亢進を防ぎ、改善。上記画像で説明している通り、脳内に溜まった水分を血管に流すことで浮腫みの改善を行います。

 

デメリットとして、循環する血液量に作用するため心臓の負担が増加します。

そのため、心臓や循環器系の障害のある患者や、水分や塩化ナトリウムの過剰投与を引き起こす可能性もあることから腎機能障害のある患者など、慎重に投与する必要が場合が多いことにも留意しておく必要があります。

 

 

 

 

●小脳梗塞におけるリハビリ

小脳梗塞では、他の脳梗塞症状に比べて主に運動麻痺が無いにも関わらず運動失調が障害として問題に上がる場合が多いです。

先にも説明していますが、自分で動きの制御を行うことができなかったり、ふらつきやつまずきのようなバランス感覚失調等の問題が起こります。

そのためベッドなどでなるべく安静にすることはもちろん大切なのですが、その場合「廃用症候群」(長期間ベッドなどで安静にしていることにより筋肉が萎縮したり、骨がもろくなる等の二次障害を引き起こす状態)がおこり、結果的に歩行はおろか起床・起立をスムーズに行えなくなるなどの問題を抱えることになります。

 

そのため、小脳梗塞(脳梗塞)では普段できていたことができなくなるなどの状態を回避・予防するため、主に筋力をつけることを目的としてリハビリを行うことに比重が置かれます。

 

以下、主なリハビリの種類を紹介致します。

 

■リハビリ

 

●負荷運動

:重り等を下肢や腰につけることで、筋肉からの固有感覚の刺激量が増加し、運動の制御を促進させる効果が期待できます。

また上肢の場合には運動時における動作の動揺を抑える、また下肢の場合には振り出しや足の着地位置の安定が見込め、継続することでバランス感覚の改善にも効果が期待できます。

 

 

●フレンケル体操

:小脳等の梗塞で「固有感覚」(主に"位置" "運動" "抵抗" "重量"の感覚の認識)に障害がもたらされることによって、普段無意識に行うことができている手足や顔などへ正常な筋肉の動きなどを出力することができなくなるので、それらの感覚を取り戻すために行う体操です。

 

具体的な方法としては、例えば座っている状態から手すり等を用いて立つ・立位維持・座るという動作を繰り返すなどの方法があります。

 

その際、自分の行っている運動を視覚的に認識・確認し、間接動作や位置などの情報を脳に送り間違っている・意図した動きではないと認識したら随時修正を行っていく、という方法を反復し、スムーズかつ安定して簡単な運動から複雑な動きができるように難易度を上げていきます。これは本来無意識で行える行動を視覚的に補填する方法で、運動失調障害で失った固有感覚入力の再建・強化を目的として行う体操で、集中的に行うことで大きなリハビリテーション効果が期待できます。

 

 

●促通反復療法(川平法)

:運動障害や麻痺のある手足や部位に対し、例えば「人差し指を伸ばしてください」などの運動を指示しつつその動きを施術者が操作(促通治療)することで目標となる意図的運動(随意運動)を患者様に実現させ、かつそれらを100回ずつ反復することで運動能力や麻痺の改善を図っていきます。

 

 

 

■参考

医療法人社団 緑友会 らいおんハート内科整形外科 リハビリクリニック 様 「促通反復療法(川平法)のご案内」より

促通反復療法について

 

 

ドクターズファイル 様「小脳梗塞」より

https://pt-matsu.com/frenkel-exercise/

 

 

OGメディック 様「筋力低下~便利な重錘バンド」より

重錘などの負荷運動リハビリについて

 

 

 

 

■小脳梗塞についてのまとめ

以上、ここまで小脳梗塞に見られる特徴やリハビリなどについての紹介を行いました。

小脳梗塞は予後経過が良く迅速な治療を行うことで後遺症も小さく収まる、もしくは残らないなど比較的程度の小さい脳梗塞ではあります。しかし何度もお伝えしている通り小脳の近くには脳幹があり、脳浮腫などが発生する脳幹を圧迫し、生命維持などの機能に甚大な被害を与える可能性があります。

 

また、他の脳梗塞と違い、めまいなど共通の症状はあっても、脳梗塞の特徴的な症状としてある半身麻痺などがなく運動能力のみに障害がでるため、ただの疲れなどと自己判断して、結果脳梗塞被害の範囲を拡大してしまう可能性も否定できません。

 

そのため普段から検査を行うことが大切になってきます。

もしも小脳梗塞を発症してしまった・リハビリが必要になってしまった場合には、先にお伝えしているようなリハビリ療法を、専門家の指導の下行い、少しずつでも自分の力で運動できる感覚を取り戻していきましょう。

 

 

 

■脳梗塞リハビリステーションPROGRESSで提供するリハビリ

尼崎市塚口にある脳梗塞リハビリステーションPROGRESSは、

運動の専門家である理学療法士・鍼灸師が在籍している自費リハビリ施設です。

 

理学療法士、鍼灸師による完全マンツーマンで行うリハビリが特徴で、

脳梗塞・脳出血に代表される脳卒中の後遺症に対するリハビリテーションを行っております。
また、パーキンソン病などの神経疾患にも対応。

医療保険による治療・介護保険の範囲では改善しきれない方達に選ばれております。

 

 

リハビリ風景

 

□下記リンクから実際にリハビリを行っている様子をご覧いただけます。

リハビリテーションの様子

 

脳卒中の後遺症やパーキンソン病などに対してのリハビリはもちろん、小さなお悩みも抱えず、

まずは「脳梗塞リハビリステーションPROGRESSへご連絡ください。

誠心誠意、しっかりとアドバイスやサポートをさせていただきます。

 

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当施設では1回120分 初回限定5,500円(最大3回まで 27,500円)で受けられる体験リハビリプランを実施しております!まずは体験リハビリテーションで当施設の雰囲気を感じてみませんか?
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