
お知らせ
脳卒中になっても、早期治療・早期リハビリで回復できるかもしれない!
脳卒中が起こると半数以上が死亡あるいは介護が必要な状態になります。しかし、早期治療・早期リハビリができれば社会復帰できる確率は高まります。

脳卒中になるとどんな症状が出るの?

脳卒中とは、何らかの原因で脳に血液が行きわたらなくなり、脳細胞が壊れてしまう病気です。脳の血管が破れて脳細胞が圧迫される「脳出血」、脳の血管が詰まることで脳細胞に栄養が届かなくなる「脳梗塞」なども脳卒中に含まれます。
脳卒中になると、突然以下の症状が現れます。
・ろれつが回らない
・突然、物を落とす(食事中に箸を落とすなど)
・頭が急に痛くなる(吐き気を伴うこともあります)
・体の片側の感覚がおかしい
発症から4.5時間以内に初期治療を受けることができれば、後遺症が少しでも軽くなる確率が高まります。そのため、脳卒中の症状が出たら、急いで救急車を呼んでください。
脳卒中になったら、どんな生活を送ることになるの?

脳卒中により生じる後遺症は、壊れてしまった脳細胞が司っていた働きによって異なります。
代表的な後遺症には、以下のものがあります。
・片側の手足がマヒしたり、動かすことができない
・手や足の筋肉が緊張し過ぎて、固まってしまっている(肘が曲がったまま、足の甲が裏側を向いたまま固まってしまうなど)
・言葉は理解できるのに、言葉の発声ができなくなる/言葉を言うことはできるけど、聞こえる言葉の意味が分からない
・感情のコントロールができなくなって、暴力的になる
脳卒中の5大リスクを防ぐことが予防につながる

脳卒中の5大リスクと呼ばれるものがあります。以下の5つです。
・高血圧
・糖尿病
・脂質異常症
・不整脈
・喫煙
いわゆる「生活習慣病」と呼ばれるものが、脳卒中を引き起こす危険があります。食生活、運動などの生活習慣の見直しが、脳卒中を防ぐことに繋がります。
脳卒中のリハビリではどんなことを行うの?

脳卒中で壊れた脳細胞が元通りになることはありません。しかし、別の脳神経が伸びてきて、同じような働きを担う可能性があります。リハビリを行うことでこの可能性を高めることはできます。特に脳卒中発症後3ヶ月が重要です。
脳卒中発症後まもない急性期のリハビリでは、ベッドサイドでできるリハビリが行われます。理学療法士が手足の関節を動かしたりするといった筋力が衰えないようにする訓練や、ベッドの上で座る訓練などが行われます。
足を床に下して座れるようになると車いすに乗って移動できるため、ベッドサイドからリハビリルームでのリハビリに移行できます。補助用具を使って立ったり、歩いたりする訓練だけではなく、着替える、トイレに行くなど、自宅で生活を送るための練習が行われます。
自宅での生活の目途が経ったら、病院から退院することになります。しかし、自宅に戻ったら終わりではありません。運動する機会が少なくなってしまうと、運動機能が衰える危険性があります。もし自宅で継続して動作の練習を行う自信がない場合は、病院や施設の通所リハを使うということもオススメです。
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