頭痛と脳卒中症状の関係性 | 尼崎市で脳梗塞・脳出血の後遺症改善を目指す脳梗塞リハビリステーションPROGRESS

頭痛と脳卒中症状の関係性 | 尼崎市で脳梗塞・脳出血の後遺症改善を目指す脳梗塞リハビリステーションPROGRESS

お知らせ

頭痛と脳卒中症状の関係性

2022/04/20

お知らせ

こんにちは、脳梗塞リハビリステーションPROGRESSの寺西です。

皆さんの中に頭痛をお抱えの方はいらっしゃいますか?慢性的な頭痛に悩まされ、中には何か脳などに異常があるのでは…と考えたことがある方もいらっしゃるかもしれません。しかし実際には、慢性的な頭痛というのは危険性の低いものが殆ど。本当に恐ろしいのは"普段片頭痛などの症状がない方"が引き起こす突発的な頭痛なのです。

 

もちろん、慢性的な頭痛も日々の活力を失う要因になるなど苦しい症状には違いありません。

中には病気が関係しているものも…。

 

今回は、そんな頭痛や頭痛とかかわりの深い脳卒中症状などについてお話していきたいと思います。

 

■頭痛の種類

頭痛には、"明確な病気などがあるわけでもなく繰り返す「一次性頭痛」"と、”病気などの原因で発生する「二次性頭痛」に大きく分けることができます。

ここで、一次性頭痛と二次性頭痛の種類について紹介させていただきます。

 

●一次性頭痛

いわゆる「頭痛持ちの頭痛」。基本脳周辺に異常は見られない頭痛となります。

一次性頭痛の種類

 

●一次性頭痛の主な症状

【緊張型頭痛】頭痛持ちの約3~7割がこの頭痛に分類されます。後頭部を中心とした鈍痛が特徴の頭痛。症状が軽い人が殆どですが、慢性的に発症し生活の質を大きく落としかねない重篤な方もいます。また、精神的要素などが要因で頭痛を発症する方も多くいらっしゃいます。

 

【片頭痛】女性に多く見られる頭痛、女性ホルモンに関係して起こるものと考えられています。ギザギザの光やオーロラ、モザイクのような模様が約20~30分ほど見えて視界が悪くなる人(閃輝暗転)もいるなど、頭痛前の前兆が確認されるという特徴があります。

 

【群発頭痛】(三叉神経・自律神経頭痛"TACs")ある一定の期間に集中して起こる頭痛です。一度症状が出ると1~2か月間、ほぼ毎日同じ時間帯に頭痛が起きます。特に約6割の群発頭痛が就寝後、夜間の決まった時間に発生します。

 

 

…上記では主な一次性頭痛を紹介いたしましたが、"国際頭痛分類第3版β"(https://www.jhsnet.net/kokusai_new_2019.html)ではこれらのどの場合にも属さない「その他の一次性頭痛」があると考えられており、この分類の頭痛はいまだ不明な点が多く、現在では約27種類ものその他一次性頭痛があると言われています。

 

 

●一次性頭痛の発症要因・箇所・対処法について

一次性頭痛は脳などの異常とは関係のない「頭痛持ちの頭痛」で、すぐに命にかかわる危険性はありません。

しかし逆に、どこに異常があり、何が頭痛の発作要因となっているかがはっきりわからない場合も多く、完治できないもしくは治すことが難しい頭痛としても知られています。

ここで、各一次性頭痛発症箇所や要因として考えられているきっかけ、その対処法などについてお話したいと思います。

 

■片頭痛

片頭痛の発症要因

 

●「片頭痛」の対処法

・暗く静かな場所で横になる、睡眠をとる(体動・強い光の視認を避ける)

・痛む箇所を冷やす、圧迫する(血管の拡張を抑える)  など

 

…片頭痛の発生原因についてはっきりとした理由はわかっていません。

考えられる説としては、脳に片頭痛を起こす発生器のような場所があるとする「中枢起源説」や、なんらかのきっかけで三叉神経が刺激されることで末端より炎症を起こす物質が放出され、脳硬膜の血管周辺に炎症が起きるとされる「三叉神経説」などが考えられています。

 

 

■参考

BUFFERIN 様 「片頭痛」より

https://www.bufferin.net/navi/head/type01.htm

 

 

 

■緊張型頭痛

緊張型頭痛の発症要因

 

 

●「緊張型頭痛」の対処法

…緊張型頭痛は「反復性緊張型頭痛」「慢性緊張型頭痛」の2種類の頭痛に分けられ、対処法にも違いがあります。

 

【反復性緊張型頭痛】(頭痛頻度が月に15日未満の場合に該当):肩こりなどの筋肉の凝りや血管に老廃物が溜まることで起こるとされている頭痛

・対処法 / 首筋、肩をマッサージする。できれば凝っていると感じる部分などを蒸しタオルなどで温める など

 

【慢性緊張型頭痛】(頭痛頻度が月に15日以上の場合に該当):ストレスなどの精神的な要因で起こるとされている頭痛

・対処法 / 発生の主な原因とされているストレスを軽減する

 

上記で説明している通り、頭痛の要因として精神的な問題も関係し、中には抗うつ剤を服用する方もいらっしゃいます。

どちらの場合にも言えることはしっかり休養を取ること。生活リズムを整え、環境を変えるだけでも改善できる可能性のある頭痛なので、少しでも精神的・身体的にケアできる部分を見つけ、無理をせず落ち着いた状態を維持できるよう努めましょう。

 

尚、一見緊張型頭痛に見えるものの中には別の病気である場合も考えられます。長引いたり症状の悪化を感じる場合は病院の診察を受けることが推奨されます。

 

 

■参考

BUFFERIN 様 「緊張型頭痛」より

https://www.bufferin.net/navi/head/type02.htm

 

 

 

 

■群発頭痛

群発頭痛

 

●「群発頭痛」の対処法

・飲酒、長風呂を避ける

・血管拡張薬の服用者は医師に相談してみる  など

 

…片頭痛同様、群発頭痛の発症原因も明らかにされていませんが、考えられる発生原因としては下記が挙げられます。

【視床下部説】:概日リズム(生物においておおよそ24時間周期で繰り返される変化)の異常が原因とする説。

【三叉神経/血管との関係説】:三叉神経が刺激されることによる血管の拡張が原因とする説。

【内頚動脈説】:内頚動脈やそれが取り囲む海綿静脈洞(眼の後ろあたりに存在する海綿状の静脈機能を持った部位)に炎症が起きるとされる説。

【ニューロンネットワークの失調説】:三叉神経・視床下部に至る経路の神経伝達物質の流れのネットワークに失調が起きるという説。

 

…上記はすべて仮説でありいずれも発生原因の証拠が不十分なもので、対処法が確立されているものではありません。

また群発頭痛の治療には保険適用を行ったとしても高額の費用が掛かる場合もあるため、心的な余裕を圧迫することにもつながります。

 

治療法等の詳細については下記リンクをご確認ください。

 

サワイ健康推進課 様「じっとしてられないほどの~理解を深めよう」より

https://kenko.sawai.co.jp/prevention/202106.html

 

 

…群発頭痛は「人生最悪の痛み」と形容されるほどに激しい頭痛が周期的に起こります。

その痛みに耐えかね自殺をしてしまう「自殺頭痛」としても知られるなど、その深刻さがうかがえます。

群発頭痛を発症したら、速やかにお近くの頭痛外来を訪ねましょう。

 

 

■参考

桑名眼科脳神経クリニック 様「群発頭痛-特徴-」より

https://kuwana-sc.com/brain/367/

 

頭痛外来 北見クリニック 様「「目の奥がえぐられる!群発頭痛の謎」より

https://zutsu-atoz.net/kinsubep/

 

 

 

 

 

●二次性頭痛

一次性頭痛に比べて頭痛の原因がはっきりしていることが特徴です。

アルコールが原因で起こる二次性頭痛もありますが、代表的な例としてはくも膜下出血・脳腫瘍の2種類が挙げられます。

 

ここで、二次性頭痛の代表例であり脳卒中症状でもある"くも膜下出血"と"脳出血"について一度確認しましょう。

二次性頭痛の種類

 

また、二次性頭痛には心身症(身体疾患の中で、その発症・経過に心理社会的ストレスの影響で機能的(器質的)障害を伴った疾患群の総称:例…アトピー性皮膚炎 など)からくる精神疾患高血圧が原因のホメオスタシス障害などによる頭痛があり、上記のようなくも膜下出血などと合わせると全部で約11種類ほどに分類されます。

 

 

 

●脳卒中症状による二次性頭痛に関して

先でも説明している通り、二次性頭痛は主に原因が明確に判明している症状・疾患によって引き起こされるものが多いです。

その中でも頭痛発症の代表的な例が脳卒中症状による二次性頭痛の発症です。

ここで、脳卒中症状により発生する二次性頭痛とはどういったものなのか、各脳卒中症状の違いと合わせて改めて確認してみましょう。

 

・"くも膜下出血"による頭痛

二次性頭痛の原因となる代表的な疾患で命にかかわります。

「今までに経験したことのない頭痛」などと表現されるように、ほとんどの場合痛みが非常に強い頭痛を突然引き起こします。しかし軽い頭痛で留まる場合もあったり、急な深昏睡状態~即死状態に陥る場合もあるなど症状発症の程度の幅が大きく、またこの重症度によって予後にも大きな影響があり、後遺症なく社会復帰できるのは約3割にも満たないとのことです。

 

・"脳出血"による頭痛

血圧上昇に伴い、脳の細い血管が切れ出血を起こします。くも膜下出血と同じくらいの痛みを感じ出血量・部位によって随伴する症状が変化、最悪の場合、即刻死に至る可能性のある脳卒中症状です。脳梗塞と似て発症時に麻痺やめまいが見られますが、脳梗塞にはない急性の頭痛が特徴となり、嘔吐・意識障害・神経症状を伴うこともあります。

 

【脳梗塞には発生しない頭痛症状】

脳卒中症状の中で、実は脳梗塞のみ頭痛の症状が殆ど見られません。脳梗塞はくも膜下出血や脳出血と違い、脳内が虚血状態になることにより脳細胞や血管が壊死している状態のため、痛みを感じることができなくなっており、また仮に感じられたとしてもその時にはすでに昏睡状態に陥っている可能性が高いです。脳出血・脳梗塞は麻痺症状という点で似ている部分もあるのですが、脳梗塞か脳出血かを見分ける大きなポイントの一つは「頭痛」によって判断できるかもしれません。

 

また、実は脳自体が痛みを感じることはありません。あくまで脳の硬膜や動脈壁など、脳の周辺神経などが刺激されることで痛みを覚えるので、“脳自体が損傷して頭痛が起きるわけではない”ということに留意しておきましょう。

 

 

 

 

●二次性頭痛の一覧

二次性頭痛の一覧

 

以上のことから、改めて二次性頭痛は原因を説明することのできる症状・疾患により発生していることが確認できます。

一次性頭痛と違って今まで頭痛を患ってなかった方が突発的に強い頭痛を訴えだす場合があるという特徴があるので判別こそしやすいかもしれませんが、その場合は急を要する状態になっていることが殆どです。もしも二次性頭痛と考えられる症状を訴えだす人がいたら、もしくは自分がなったら、早急に病院に連絡が取れるような段取りを予め用意しておく必要があるかもしれません。

 

 

■参考

国家公務員共済組合連合会 横浜栄共済病院 様「頭痛について2(二次性頭痛について)」より

https://www.yokohamasakae.jp/column/20200222.html

 

EVE 様 「頭痛の種類と原因」より

https://www.ssp.co.jp/eve/headache/cause/

 

滋賀県立小児保健医療センター 様「二次性頭痛」より

https://www.pref.shiga.lg.jp/mccs/goriyo/gairai/zutu/107272.html

 

京都大学医学部付属病院 脳神経外科 様「くも膜下出血」より

https://neurosur.kuhp.kyoto-u.ac.jp/patient/disease/dis25/

 

 

 

 

■朝の頭痛に要注意?「脳腫瘍」について

朝、起きがけに強い痛みを感じるけど、午前中にかけて薄れていく…という頭痛を感じている方はいませんか?

実は、この朝方に起きる強い頭痛は、脳腫瘍が原因で起きる初期症状かもしれないのです。脳腫瘍は頭痛以外にも、例えば耳が聞こえづらい、目が見えにくい・視野が狭くなるなどの症状も引き起こすため、普段から何か違和感を感じる方たちも脳腫瘍を疑う必要があるのかも?

ここでは頭痛を始めとして、脳腫瘍によって引き起こされるあらゆる症状を紹介させていただきたいと思います。

 

 

●脳腫瘍とは?

頭蓋骨内部にできる腫瘍の総称。各部位/神経系に影響を及ぼすため、あらゆる身体的異常を引き起こします。

ここで脳腫瘍が原因で起こるとされている各症状について確認してみましょう。

 

【脳腫瘍の原因】

遺伝子の変異が原因とされていますが、それ以上のことに関しては現在も原因は不明です。

ただし、腫瘍の進行を助長するものとしては高たんぱく・高脂質の食品を過剰摂取する、過度のストレスを感じる、喫煙等が考えられています。生活習慣病の悪化により発生する可能性があるので、それらを抑えるために普段から健康的な食生活や定期的な運動を意識する必要があります。

 

また、他の臓器にがんなどの腫瘍がある場合、身内・親族の中に脳腫瘍を発症した方がいる場合も脳腫瘍発生のリスクが高くなるとのことです。尚、臓器から脳に転移する腫瘍(転移性脳腫瘍)は悪性のものが多く、逆に脳を構成する細胞などから発生する腫瘍(原発性脳腫瘍)は良性の物が多い傾向にあるようです。

 

 

【脳腫瘍によっておこる症状例】

脳腫瘍が疑われる症状例

 

【症状詳細】

・頭痛頭蓋内圧亢進(頭蓋骨内部の圧力が上昇すること)が進み、頭蓋内部などの痛みを感じる神経系等が刺激を受け痛みを感じます

尚、他の要因でも頭痛は起こるため、脳腫瘍の症状ではない可能性もあります。

 

・嘔吐:頭蓋内圧亢進、または嘔吐中枢の刺激が原因で起こるとされています。なお、子供は頭痛などの症状を訴えることが難しいため、嘔吐は脳腫瘍のサインとしてもとらえることができます。また、頭蓋内圧亢進で起こる嘔吐は吐気がなくとも突然噴出するような嘔吐(放射性嘔吐)をすることがあり、その後の飲食は問題なく行えるという特徴があります。

 

・視力/視野障害:脳腫瘍が発生し、頭蓋内圧の亢進により視神経を圧迫することで発生。視力障害の場合は雲や霧のかかったような症状が表れ、視野障害の場合は脳腫瘍が視神経から後頭葉視中枢までの視覚路が障害されます(例えば下垂体に腫瘍ができる下垂体腺腫の場合は両耳側即半盲(外側の視野が欠ける症状)などの障害が発生します)

 

・聴力障害:聴神経を構成する前庭(ぜんてい)/蝸牛(かぎゅう)神経の内、平衡感覚に作用する前庭神経から腫瘍が発生。この時、聴力に関与する蝸牛神経が同時に障害されることで聴力に異常が起こります。なお、この際の腫瘍は良性であることが多いです。

 

・めまい:めまいには回転性、浮遊感、立ち眩みの3種類ほどに分類されます。

これらは脳腫瘍症状なのか他の症状なのか、その特定が難しく専門家に聞くことが必要になる場合もあります。

 

 

…以上が脳腫瘍が原因として考えられる症状の一覧になります。

「頭痛がきついのは朝だけ」「ちょっとふらつくけど疲れが出てるだけ」と、症状を軽く見ている方も多いかもしれません。

しかしこれらが脳腫瘍によって引き起こされる可能性があることを忘れてはいけません。脳腫瘍は早期発見ができれば、完治を目指すことのできる症状でもあります。腫瘍の進行を早めるような生活習慣を改善していく等、少しでも健康を維持できるよう努めることが大切です。

 

 

■参考

脳腫瘍は怖くない!-脳腫瘍の正しい理解のために- 様「脳腫瘍の症状」より

https://www.osaka-med.ac.jp/deps/neu/kowakunai/syoujyou.html

 

医療法人啓清会 関東脳神経外科病院 様「脳腫瘍」より

http://kantounouge.com/braindisease/tumor/

 

こんにちは 様「脳腫瘍」より

https://www.minamitohoku.or.jp/up/news/konnichiwa/200903/clinic.htm

 

 

 

■頭痛と脳卒中症状などの関係についてのまとめ

以上、頭痛に関係したあらゆる症状の関係性をご紹介いたしました。

頭痛の種類やそれらの状態に合わせどういった対処をすればいいのか、このブログがその時々の参考や助けになれば幸いです。

 

 

 

■脳梗塞リハビリステーションPROGRESSで提供するリハビリ

 

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