お知らせ
生活習慣病について
「日々の生活習慣により発症・進行に関与する疾患群」です。
この生活習慣には運動・食事・運動の他にも飲酒・喫煙などのいわゆる悪習慣も含まれます。
●生活習慣病により引き起こされる疾患
・がん
・心疾患
・糖尿病
・脳血管疾患
・腎疾患
・肝疾患
・糖尿病
・高血圧性疾患
…各疾患の発症は先天性の疾患・事故(外傷)などの要因を除いて、ほとんどが生活習慣病の悪化などにより引き起こされます。
特に生活習慣病として有名な高血圧などは脳卒中や心臓疾患などの血管系疾患の発症原因となります。
●3大/7大生活習慣病
生活習慣病は別名「3大/7大生活習慣病」と呼ばれています。
この中でも「がん」「心疾患」「脳血管疾患」は"3大疾病”と言われており、日本人の死亡率を大きく占めている疾患群となっています。
〇3大 7大生活習慣病の死亡率
下記のグラフは3大/7大疾病(生活習慣病)の死亡率を表したグラフです。
グラフ参考元:保険相談サロン FLP 様「三大/七大疾病(生活習慣病)は死因の50%以上。どんな保険で備える?」より(2020年度)
グラフの通り、日本人の死亡率を最も占めているのは7大疾病つまり生活習慣病であり、
中でも「がん」「心疾患」「脳血管疾患」の3大疾病は、生活習慣病含め死亡率の殆どを占めていることがわかります。
こういった生活習慣病の増加には近年、コロナウイルス蔓延による外出自粛、豊かな食生活、慢性的運動不など、人間にとってアンバランスな生活が常習化していることが原因と言えます。
参考
本多健康保険組合 様「生活習慣病とは」より
https://www.hondakenpo.or.jp/member/health/lifistyle.html
保険相談サロン FLP 様「三大/七大疾病~どんな保険で備える?」より
https://www.f-l-p.co.jp/knowledge/1081
ここでは生活習慣病はどういった習慣によって引き起こされるのかを紹介します。
●バランスの崩壊
近年、生活習慣病が発生してしまう要因の一つとして生活、食生活が豊かになってきていることが大きな原因で摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが大きく崩れてきている、食べた分を運動等で消費できていない、という問題があります。
それらに加え食物繊維などの必要な栄養素が足りていないということも、生活習慣病の増加に拍車をかけています。
生活の多様化が進む中だからこそ、自分たちの食生活と運動習慣を見直し、安定させていくことが必要となってきます。
※小児生活習慣病
現在、全国的に子どもの生活習慣病が問題となっています。
症状は成人と同じく「メタボリックシンドローム」「高血圧」「脂質異常症」などが多く見られます。
原因として、寝不足・食生活の乱れ・運動不足などが挙げられます。
特に食事に関しては三食食べない(朝食の欠食など)、間食・夜食の摂取が増加しているなどの問題があり、
これらに加えて運動を学校以外で行わない、もしくは運動できる環境が無い、ゲームなど室内でできる遊びが主流になりつつあるという理由で、更に生活習慣病の増加に繋がっているのです。
参考
大阪がん循環器病予防センター 様「食生活」より
http://www.osaka-ganjun.jp/health/lifestyle/diet/
万田発酵-健康情報ブログ-様「飲酒と~減らす工夫」より
公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿センター 様「運動不足は死亡率に影響するか」より
富山大学 学術研究部 疫学・健康政策学講座 様 「小児期からの生活習慣病予防」
http://www.med.u-toyama.ac.jp/healpro/toyamast/toyamast.html
一般社団法人 日本生活習慣病予防協会 様「小児生活習慣病」より
https://seikatsusyukanbyo.com/guide/clrd.php
HelC(ヘルシー)様 「生活習慣病にかかる子供たち」 より
https://www.health.ne.jp/library/detail?slug=hcl_5000_w5000170&doorSlug=child
近年、生活習慣病の一つとして問題視されているのが「睡眠」です。
睡眠に関する問題は、生活習慣病罹患リスクを高め症状の更に悪化に繋がるなど様々な身体への影響があります。
にも関わらず、睡眠をおろそかにしてしまう習慣が常習・慢性化しており
●睡眠習慣の乱れ、睡眠障害の症状
世界的に見て、日本の平均睡眠時間は全世代通して最も短いと言われています。
特に、日本女性は家事・育児により睡眠時間がより短い傾向にあり、慢性的な寝不足状態が多いとされています。
参考:e-ヘルスネット様 「睡眠と生活習慣病との深い関係」より 就労者の睡眠時間・国際比較
図の通り、日本の成人・就労者は世界的に見ても睡眠時間が短く、それが常習化している状況となっています。
大きな原因としては睡眠へスムーズに移れない(就寝前のゲーム・動画視聴・携帯電話での通話)、育児・就労に関するストレス、単純に時間が取れないなどの問題があります。
近年、日本では労働条件・環境の見直しがされてきており、残業時間の削減や24時間営業の廃止などが行われております。しかし、それでも給与面での改善が少ない、生活に余裕が出ないなどの理由でストレスを解消するタイミング・手段がなく、結果として生活の充足感を得るために、睡眠時間を犠牲にしてしまう人が非常に多くなってきているのが現状です。
●睡眠の役割とその不足による障害
睡眠の大きな役割は以下の通りです。
・記憶整理
・修復/成長
・疲労回復
…睡眠は上記のような役割以外に、「食欲」にも大きな影響を与えます。
〇睡眠不足による食欲増加
睡眠不足の状態だと食欲増進ホルモン「グレリン」の分泌が増加してしまうことで空腹感を感じ、強い食欲が発生してしまいます。また、4時間睡眠後には菓子類・塩気の強い物・炭水化物等が食べたくなる傾向が強くなることもわかっています。
睡眠不足はおおよそダイレクトに高血圧や肥満などの生活習慣病に繋がりかねないため、注意が必要です。
●睡眠障害と脳梗塞リスクの関係
現代社会で度々問題となる「睡眠障害」、有名なものだと不眠症や過眠症などが挙げられます。
中でも睡眠時に呼吸が止まる・浅くなる「睡眠時無呼吸症候群」に関しては、脳梗塞リスクを上げる非常に危険な障害として有名です。
〇睡眠時無呼吸症候群の概要と血管系疾患との関連性
通常、平均して睡眠時1時間5回以上無呼吸(1回10秒以上の呼吸停止)となった場合、疾患と診断されます。
また、睡眠時に十分な酸素を取り込むことができなくなる結果、血液中の酸素欠乏から脳を含め心臓等の血管に負担がかかり、糖尿病・高血圧症などの生活習慣病由来の疾患に多分な影響を与え、最終的に心筋梗塞などの合併症にも繋がる危険性があります。
●睡眠無呼吸症候群の原因・治療法
上記の図について、無呼吸症候群の主な発症要因は舌の根本の沈下や、口蓋の下垂などによるものが挙げられます。
また、先天的に首が太く短い、脂肪が多いなどの要因でも発生する可能性があるため、心当たりのある人などは検査を行うことが望まれます。
また、無呼吸症候群の治療については【CPAP療法】と言われる対症治療が主に適用されます。
検査を行い一定基準を満たすことで健康保険の適用が認められるもので、
効果としては
・睡眠時の無呼吸/いびきの減少
・熟睡感を得られる
・眠気改善(日中の作業能率の上昇)など
以上が挙げられます。
改めてになりますが、この症状が続くと血圧の上昇などで血管系疾患発症の引き金となります。
継続こそ必要なものの、治療を行うことでその発症リスクは大幅に下がります。
もちろん、肥満などの生活習慣病にも注意・改善しながらの治療を行い、
快適で安全な生活基盤を整えていくことが大切です。
参考
大阪がん循環器病予防センター 様「食生活」より
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.mhlw.go.jp/content/11131500/000904748.pdf
武田薬品工業株式会社 様 「肥満と不眠 体内時計の関係」より
https://www.tainaidokei.jp/disease/5_4.html
無呼吸ラボ 様「治療方法について」より
かなざわ内科クリニック 様「CPAPによる治療法」より
https://www.kanazawa-clinic.jp/cpap/
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