
お知らせ
体温と脳卒中・諸症状の関係

人間は、身体の外部から受ける影響に関わらず常に体温(他、身体機能)を一定に保つことができます(生体恒常性)。
しかし、長時間気温の高いもしくは低いところにいると、身体は恒常性によって保っていた身体の機能を維持できなくなるなど、様々な問題がおこります。
●高体温による体への影響

…脳卒中の症状の一つである脳梗塞は夏場に最も発症率が高まります。
体温が異常に上昇すると過度に身体の水分が消費され、身体の血流が悪化。血栓の生成が促されることに繋がるため脳梗塞が発症しやすくなるのです。
また、高体温自体が直接的な脳血管疾患などの起因となる可能性は低いですが、例えば脳卒中の症状が発症した・している場合の高体温は患者の状態を悪化させる一つの要因になり得るため、解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン)などの服用が推奨されています。
■参考
慈恵ICU勉強会「Temperature Management~省略~Stroke」より
著 山口 庸子 様
https://www.jikeimasuika.jp/icu_st/151222_nou.pdf
セルフメディケーション・ネット 様 「脳卒中(夏に多発する脳梗塞)」より
http://www.self-medication.ne.jp/health/004.php
●低体温による体への影響
低体温には「隠れ冷え」(軽度の低体温症)にも注意が必要です。本人の自覚なしに通常の低体温症と同じく肝臓・腎臓・筋肉の働きが低下。免疫力や基礎代謝の低下を引き起こし、太りやすくなったり体調不良の常態化、生活習慣病を悪化させます。
体温の低下は不整脈・動脈硬化などを促進。心筋梗塞や脳卒中の発症リスクを上昇させます。
寒い時期には部屋の温度は20度以上を維持するなど、なるべく環境による冷えの機会を減らすことが大切です。
■参考
MSDマニュアル家庭版 様
「低体温症」より
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/25-外傷と中毒/寒冷障害/低体温症
「寒冷障害の概要」より
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/25-外傷と中毒/寒冷障害/寒冷障害の概要
社会福祉法人 恩賜財団 済生会 様
「免疫力低下のリスクも?「低体温」にご注意!」より
https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/immune_deficiency/
基礎代謝とは体温維持、呼吸、内臓活動など生命活動を行う上で欠かせない最低限の代謝。一日で消費するエネルギーの約60%を占め、運動などで消費するエネルギーの約2倍にもなります。
逆に、基礎代謝が低下することにより、身体には様々な不調が起こります。
●基礎代謝低下のデメリット

代謝とは体のエネルギー利用効率のこと。生活習慣病である「肥満」「高血圧」などの改善には欠かせない機能で、これが衰えると血液系疾患(脳卒中/心筋梗塞など)の発症リスクを高めることにもなります。
基礎代謝の最も活発な時期とされているのは10代前半と言われていますが、それ以降は衰退の一途をたどるため、基礎代謝の維持・改善に関しての情報を集め、実践していくことが大切です。
■参考
Kracie 様 「基礎代謝が良い、~省略~痩せられない?」より
https://www.kracie.co.jp/ph/coccoapo/magazine/07.html
現代ビジネス 様 「低体温の悪循環」より
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/55383?page=2
大正製薬ダイレクト 様 「冷えない体に 冷えと血行」より
https://www.taisho-direct.jp/simages/contents/column/life/kekkoucold/
基礎代謝は筋トレや入浴などの環境による身体温度の上昇によって効率的に高めていくことが可能です。
●運動(筋力トレーニング)

■参考
・スクワットについて
Kracie 様 「基礎代謝量と筋肉量の~省略~|脂肪燃焼コラム」
https://www.kracie.co.jp/ph/coccoapo/magazine/09.html
・ランジについて
uFit ONLINE SHOP 様 「下半身&体幹を鍛える筋トレ「ランジ」の~省略~」
https://ufit.co.jp/blogs/training/lunge
●入浴
冬場は浴室・洗面所など場所ごとの温度差が激しいため、急な血圧の上昇・下降に気を付けておく必要があります。
■参考
ウォーターサーバー ピュアハワイアン 様 「入浴は新陳代謝を高める効果があるの?」より
https://www.hawaiiwater.co.jp/column/water-health/343.html
Tarzan 様 「代謝を上げる入浴・夜活の6大ルール」より
https://tarzanweb.jp/post-231511
・低体温療法
一般的に心肺停止状態~蘇生後の患者に対して行われます。
通常、心停止状態で脳への血流が行かなくなった場合脳は低酸素状態となり、脳細胞が死滅していきます。その場合仮に命が助かっても重度の後遺症が残る場合が多いです。
そのため低体温療法では、深部体温を下げることで脳の代謝を低下させることで脳に酸素が必要ない状態へ脳を保護する必要があるためです。

●有効かは不確か
低体温療法は「平熱療法」、つまり通常の体温管理下での治療による脳神経機能の予後の改善に差がなく、むしろ不整脈などを引き起こす可能性が高いなど、その有用性には現在も疑問の声があります。
蘇生後脳症(脳の低酸素状態のために起こる諸症状)に対して有効とされている部分もあるため、新たな治療法の一つとして今後の研究の発展が期待されます。
■参考
Medical Note 様 「低体温療法とは」より
https://medicalnote.jp/contents/151204-000028-FKETNG
コトバンク 様 「脳低体温療法」より
https://kotobank.jp/word/%E8%84%B3%E4%BD%8E%E4%BD%93%E6%B8%A9%E7%99%82%E6%B3%95-163676
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