自費リハビリについて | 尼崎市で脳梗塞・脳出血の後遺症改善を目指す脳梗塞リハビリステーションPROGRESS

自費リハビリについて | 尼崎市で脳梗塞・脳出血の後遺症改善を目指す脳梗塞リハビリステーションPROGRESS

お知らせ

自費リハビリについて

2022/09/20

お知らせ

こんにちは。尼崎市塚口にございます脳梗塞リハビリステーションPROGRESSの寺西です。

今回は、まさに当施設で行っている「自費リハビリテーション」についての詳細を紹介しようかと思います。

 

 

「聞いたことはあるけど具体的な内容を知らない」

「医療・介護保険でのリハビリ期間が終了してしまい、途方に暮れている」
「これから自費での診療やリハビリを受けようかと考えているので参考にしたい」
など、自費診療・リハビリの疑問や不安を和らげる一助となれば幸いです。

 

 

■自費リハビリテーションとは

自費リハビリテーションとは、医療・介護保険を使用しない保険外で行うリハビリテーションです。

「保険」「介護」各保険を適用したリハビリよりも高額ですが、その分リハビリの日数やプログラムの制限がない、質の高いリハビリテーションが受けられる等の特徴があります。

 

ここで一度リハビリテーションの種類とメリット/デメリットをご紹介致します。

 

 

上記のように、自費・保険適用どちらの場合においてもメリットとデメリットが存在します。

特に介護保険に関しては、介護の必要性によって判断される介護認定を受けることができないと介護サービスを受けられないため、医療保険や自費サービスに比べれば少しハードルが高いかもしれません。

 

また、例えば公的医療保険を使用したリハビリテーションでは、医師・リハビリ専門職の設置が義務づけられているため、より専門的かつ効果的なリハビリを受けられるというメリットを持っています。ですが公的医療保険では主に治療・機能回復を目的としたリハビリを行うため、患者様ご自身が「日常生活を送る上で〇〇のようなリハビリが必要」と思っていても期限内で満足のいくリハビリを受けきることができないか、医療保険リハビリの目的に沿わない要望となってしまい、結果として望んでいたリハビリを受けたくても受けきれずに*保険適用期間を満了してしまい必要なリハビリを受けることができなくなってしまう「リハビリ難民」となる場合があるのです。

 

*保険適用期間…医療保険において、例えば脳卒中症状(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の場合、脳血管リハビリテーション料においては基本、疾患発症の診断を受けた日から数えて180日以内の期限が定められています。

 

 

●保険適用 例)疾患別リハビリテーション・疾患別での算定日数

 

疾患別のリハビリテーションは上記の5つに大別されます。

*画像:平成28年度の診療報酬改定で定められた期間を参考にしております。

*脳血管疾患については、パーキンソン病や脊髄小脳変性症などの神経疾患も該当します。

 

 

上記のように、保険適用を用いたリハビリでは疾患別にリハビリを受けられる日数が決まっており、基本的に*1.この期限を超えてリハビリを続けていくことはできません。

 

そのため、年齢・期限・リハビリ目的などの制限がないというメリットを持つ自費リハビリテーションはその受け口として重宝されます

自費リハビリテーションでは、「こういったリハビリを受けたい」という方たちの要望を取り入れ、その人に合わせたリハビリプログラムを自由に設定し、無期限で行い続けることができるため患者様方自身が望むリハビリを満足いくまで受けることができるのです。

 

しかしその反面、施設によっては医師の関与が無かったり、施設ごとの金額・サービスにおいてばらつきが激しかったりなどのデメリットが存在し、例えば医師の指示の基にリハビリを行っていることを明示することで受けることのできる*2.医療費控除が適用されない施設もあります。自分に合った施設はどこなのか、費用面やサービス面について患者様自身でもしっかりと見極めることが大切です。

 

そのため、各自費リハビリ施設で行っているリハビリ体験を行い、雰囲気や自分の生活のペースと合っているか等、実際にリハビリを行っていく上での不安な点・利点など、費用対効果も含め期待できるのかどうかしっかりと確認してみることをお勧めいたします。

 

 

 

*1...期限を超えてのリハビリテーションも可能ですが、あくまで「治療を行うことで状態の改善が期待できると医学的に判断された場合」に限られます。

例えば「リハビリで予防したい」「リハビリで運動の機会を得たい・継続して続けたい」といった理由で期限を超えてのリハビリを行うことはできません。

 

また、他にも標準的算定人数の除外対象には失語・失認及び失行症、高次機能障害などの障害をお持ちの場合にも期限の延長が認められます

ただしその場合は、急性期の入院・治療を優先するため、期限を超えてのリハビリを一切行えなかったりリハビリそのものを行えない場合があるので、確認を行いましょう。

 

 

*2...医療費控除…1年間に自分もしくは扶養家族に支払った医療費額が10万円以上を超えた際、その費用の額に応じて計算した金額を所得から差し引くことのできる控除。特別な申請書はなく「確定申告書」「医療費明細書」を用意して税務署に提出することで申請を行うことが可能。

 

 

 

 

●診療報酬制度によるリハビリ料金の算定

先の画像にて、医療保険適用内でリハビリを受けられる期限は決まっているという紹介を致しました。

この保険適用内リハビリの期限を決定しているのが診療報酬制度と呼ばれる、医療サービス1つ1つに対して設定された点数を足すことで金額を算出する仕組みです。

診療報酬制度では、例えばリハビリの単位に関しては上記画像で紹介している「疾患別リハビリテーション」の単位などがありますが、「20分=1単位」(1単位ごとに点数が定めらており、1点=10円)というくくりで算定を行っています。

 

 

 

*例)疾患別リハビリテーション 点数

 

脳血管疾患リハビリを参考にすると「脳血管疾患リハビリテーション(Ⅰ)」の金額は1単位で245点×10円で、2450円の料金が発生します。

多くの回復期病院だと約1時間、つまり60分=3単位(7,350円)分のリハビリを行っていることになります。

先の画像で各疾患別リハビリテーションごとの算定日数、つまりリハビリを受けられる日数上限についてのお話を致しましたが、この日数を超えると医療保険によるリハビリが受けられなくなります。

 

その後もリハビリを続けようと思うと、介護保険か自費による、デイサービスや自費リハビリテーション施設など他サービスの利用しなければなりません。

 

 

〇算定日数…上記画像のⅠ~Ⅲの数字は施設基準と言われるもので、例えば「〇〇リハビリテーション(Ⅰ)」「〇〇リハビリテーション(Ⅱ)」の場合、(Ⅰ)の方が点数が高いので、こちらの方がたくさんの利益を得ることが可能になります。

この基準の決定には、【リハ室面積】【常勤セラピスト人数】【専任医師在籍の有無】など他様々な規定基準を満たしているかどうかで判断されます。

 

また、問題のリハビリテーション期限に関してはこの診療報酬の改定によって変動するため、改定が行われればリハビリを受ける患者やリハビリを提供する現場で混乱を招く可能性もあるので、保険適用のリハビリを受ける際にはこの診療報酬の改定に関して注意する必要があります。

(診療報酬制度に関して約2年に1度の頻度で見直され改定が行われます)

 

 

■参考

医療法人社団 誠広会 平野総合病院 様 「リハビリテーションはいつまでできる?」より

リハビリ期間ついて

 

みんなの介護 様 「公的保険が~解説」より

https://www.minnanokaigo.com/news/kaigo-text/rehabilitation/no99/

 

AVIC THE PHYSIO STUDIO 様 「医療保険を使った時のお金の話」

脳梗塞リハビリの費用

 

日本医師会 様 「なるほど!診療報酬」より

https://www.med.or.jp/people/what/sh/

 

きんたろーブログ 様 「【分かりやすい診療報酬制度①】~いくら?」より

https://kintaroo.site/medical-fees-1/

 

 

 

 

 

■自費リハビリテーションの特徴

先の項目では、各保険適用のリハビリテーションなどのメリット・デメリット、そして診療報酬やリハビリテーション単位となどを簡単にお伝えいたしました。

 

改めてになりますが、現在の日本では保険適用期間であれば医師や専門的なスタッフの指導の下で自己負担費用を軽減しながらリハビリテーションを受けられるという保険制度がありますが、その期間を過ぎてしまえば保険適用内でのリハビリは受けられなくなってしまう上、保険適用内ではあくまで病院や施設の定める目標までしかリハビリを行うことができないため、満足のいく結果に結びつかない場合もあります。

 

そのため「せっかくもう少しで回復が見込めそうだったのに保険適用期間が終了した」「こういうリハビリがしたかった」などリハビリ難民となってしまう場合が多いのです。

 

しかし、自費リハビリテーションではこういった期間・リハビリ内容・ペース・環境など、患者様自身が望む内容を優先したリハビリに沿って、リハビリプログラムを構築していくことが可能なのです。

 

それではここで、より詳細な自費リハビリテーションの特徴等について紹介致します。

 

 

●自由なリハビリ

繰り返しになりますが、自費リハビリでは保険適用リハビリと違ってリハビリの期間・内容などに制限がありません。

保険適用だと“機能回復・維持”の範囲までしか行えないリハビリについても、自費リハビリでは例えば「パソコンのタイピングができるようになりたい」「一人で買い物ができるようになりたい」「一人で家の中での生活を不自由なく行えるようになりたい」などの具体的な要望や目標など、状況に沿ったリハビリプログラムを作ることが可能です。

 

自費リハビリは施設ごとにサービスや料金の幅こそありますが、基本的に行うリハビリの期間・目的・内容全てにおいて自分で裁量を決められる点が最大の特徴です。もちろん、相談を行っているリハビリスタッフからのプログラムの提案によって想定していた頻度などに多少の変動はあるかと思いますが、それでも保険適用内でのリハビリよりもはるかに自由度の高いスケジュールを組むことが可能です。

 

保険内でのリハビリだと、症状・障害の程度が人それぞれであるにも関わらず上限日数やリハビリ目的などが一律で決まってしまっているという難点も、自費サービスではリハビリに特化した専門スタッフが患者様それぞれの容態・要望をしっかりと聞き入れた上でそれらに合わせたリハビリテーションプログラムを組み、その気になれば無期限で提供し続けることができるため、患者様のライフスタイルを考慮しつつ満足のいくまでリハビリを提供することが可能なのです。

 

 

●自分に合ったリハビリ方法の模索

上記でもお話ししていますが、自費リハビリは施設ごとにサービスの内容・料金などの差はあるもののそれらはすべて患者様の自己負担になるため、費用面においても自分の目標達成までリハビリが続けられるのかどうかに注意を向ける必要があります

(基本的に診療報酬下では1時間のリハビリで約8,000円程度の金額がかかりますが、1時間20,000円前後で設定している施設もございます)

 

自費リハビリはご自身の症状や状態・目標に沿ったリハビリを受けられる施設やその内容期間などを「選択」できるという点が利用者にとってかなり大きなメリットになりますが、全ての選択が自由な分、リハビリの内容や目標をしっかりと定め、果たしてこのリハビリプログラムでいいのか、費用に対しての効果が出るのかを患者様ご自身で見極める必要があります。

 

特に、各自費リハビリテーション施設を探す際に施設ごとの特徴や、どんな雰囲気でどんな機器を使用しているのか・どんなリハビリが得意なのか・サービスの提供はどうかなどをしっかりと調べ、把握しておく必要があります。

 

例えば当施設「脳梗塞リハビリテーション PROGRESS」では、筋力増強・姿勢改善/維持に強い効果を発揮する「ピラティスマシン」と言われる機械を用いて脳卒中症状の後遺症に対するリハビリテーション(特に麻痺や運動失調による運動能力機能や筋力低下を防ぎ、また筋力回復・改善・維持)をプログラムに組み込んでいる、という特徴があります。

姿勢改善・筋力増強に強い力を発揮し、自立歩行や単独での起き上がりなどの行動を行えるようになり、また感覚の再獲得にも有効なリハビリを行えます。

 

*PROGRESSの特徴

 

 

 

各施設で扱う機器類やそれに伴ってどんな能力を改善していくことができるかの特徴をしっかりと調べ、かつ自分の具体的な目標や考え、行いたいリハビリなどに合うような施設を、リハビリプログラムや費用・通う距離の面からも模索していく必要があります。

 

 

 

 

■参考

医療法人社団 誠広会 平野総合病院 様 「リハビリテーションはいつまでできる?」より

リハビリ期間ついて

 

みんなの介護 様 「公的保険が~解説」より

https://www.minnanokaigo.com/news/kaigo-text/rehabilitation/no99/

 

きんたろーブログ 様 「【分かりやすい診療報酬制度①】~いくら?」より

https://kintaroo.site/medical-fees-1/

 

一般社団法人 日本臨床整形外科学会 様 「「リハビリ日数制限」って何?」より

リハビリ日数制限

 

 

■自費リハビリについてのまとめ

以上、非常に簡単にはなりましたが、自費リハビリテーションについてのお話をさせていただきました 。

医療保険でのリハビリには日数や行えるリハビリに限りがあり、もしも満足のいくリハビリを行おうと思っても満足のいく結果にならないこともあります。

もしも保険適範囲内でリハビリが行えなくなった場合、介護保険を用いてデイサービスに移動するのか、自費でもっとリハビリを行っていくのか、ご自身の生活や費用などを鑑みて注意深く判断を下していくことが重要です。

 

 

 

 

 

 

 

■脳梗塞リハビリステーションPROGRESSで提供するリハビリ

 

脳梗塞リハビリステーションPROGRESS

 

尼崎市塚口にある脳梗塞リハビリステーションPROGRESSは、

運動の専門家である理学療法士・鍼灸師が在籍している自費リハビリ施設です。

 

理学療法士、鍼灸師による完全マンツーマンで行うリハビリが特徴で、

脳梗塞・脳出血に代表される脳卒中の後遺症に対するリハビリテーションを行っております。
また、パーキンソン病などの神経疾患にも対応。

医療保険による治療・介護保険の範囲では改善しきれない方達に選ばれております。

 

 

リハビリ風景

 

□下記リンクから実際にリハビリを行っている様子をご覧いただけます。

リハビリテーションの様子

 

脳卒中の後遺症やパーキンソン病などに対してのリハビリはもちろん、小さなお悩みも抱えず、

まずは「脳梗塞リハビリステーションPROGRESSへご連絡ください。

誠心誠意、しっかりとアドバイスやサポートをさせていただきます。

 

■ご予約・お問合せはこちら

お電話はこちら:0120-35-3455

当施設のリハビリ体験プログラムについて

当施設では1回120分 初回限定5,500円(最大3回まで 27,500円)で受けられる体験リハビリプランを実施しております!まずは体験リハビリテーションで当施設の雰囲気を感じてみませんか?
詳細は下記バナーよりお越しください。

リハビリ体験プログラムへのお申込み

お電話でお問い合わせ

9:00〜20:00 休業日:木曜 年末年始(相談可)

メールでのお問い合わせはこちら

24時間365日受付!

PROGRESS 公式SNS

脳梗塞リハビリステーションでは「LINE」「Instagram」を運用中!
良ければご登録をよろしくお願いいたします!