お知らせ
食事と脳卒中症状の関係
脳卒中は大きく分けて【脳梗塞】【脳出血】【くも膜下出血】の3種類に分けられます。
●脳梗塞
…生活習慣病や老化が原因で、血管が細くなったり血栓の詰まりにより脳への血流がなくなり、脳細胞が壊死し脳機能が停止することを指します。
●脳出血
…脳の血管が裂け、脳組織の中に直接出血する症状。発症時に激しい頭痛を伴う場合が殆どで、流れた血液は「血腫」を生成し、脳梗塞と同じく周囲を圧迫して脳細胞を破壊して様々な症状を引き起こします。
●くも膜下出血
…脳の動脈が破裂し、脳を包む3膜(硬膜・くも膜・軟膜)の内、くも膜と軟膜の間にある"くも膜下腔"という隙間に血液が急激に流れ込む症状です。非常に強い頭痛が発生することで知られており、他にも悪心・嘔吐・意識障害・痙攣・頚部痛を伴います。
当HPにて脳卒中症状についてのブログがございます。
よければそちらもご覧下さい。
脳卒中という症状はどんな病気か調べてみよう
…これら脳血管血管疾患は、血管系疾患の一つに分類されます。
この血管系疾患は運動不足や寝不足・ストレスなどが原因で発症する可能性が大きく上がりますが、その中でも最も大事なものは「食事」と言っても過言ではありません。
毎日行う食事について、どういったものが疾患の発症に関わってくるのかを見てみましょう。
毎日食べる食事は、脳卒中症状を含めた脳血管疾患の発症リスクの増減に大きく関わっています。
ここで、脳卒中などの発症リスクを高める食べ物と、予防につながる食べ物をそれぞれご紹介いたします。
●脳血管疾患リスクを高める食べ物
●脳血管疾患リスクを下げる、予防する食べ物
…脳卒中症状を発症する要因は高血圧・脂質異常症・糖尿病などの基礎疾患です。
上記で紹介している疾患リスクを高める食事というのは、こういった基礎疾患の発症リスクを高めます。心当たりのある方は、普段の生活で食べる食事を少し見直してみてもいいかもしれません。
●BMI指数目標値
*BMI…「ボディマス指数」と呼ばれ、体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数。
子供には別指数がありますが、国際的に成人にはこのBMI指数が用いられます。
■参考
健康長寿ネット 様 「脳血管疾患(脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血)予防のための食事とは」より
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyou-shippei/yobou-nou-socchu-shokuji.html
具体的に、脳血管疾患やその発症リスクを抑えるために普段の食事ではどういった点に注意すればいいのか、簡単にご紹介いたします。
①塩分摂取量のカット
血圧のコントロール方法で最も簡単かつ効果的です。
具体的には一日約10gまでに塩分の摂取を抑えることで正常な血圧を維持できます。
しかし、日本人の一日の塩分摂取量は約14gと、約4gほど超過した食事が一般的。
そのため、普段の食事に「ゆず」「ショウガ」「ゴマ油」などの香りづけや味を変えて、薄味の食事も美味しく食べる等の工夫をしてみましょう。
■参考
先進医療.net 様 脳卒中Report「脳卒中予防のための食事と栄養」より
https://www.senshiniryo.net/stroke_c/04/index.html#:~:text=11.%20
②「カリウム」「タウリン」の摂取
先の項目でも少し触れていますが、
塩分の摂取のし過ぎには「カリウム」、
コレステロールの吸収抑制などには「タウリン」の摂取が有効とされています。
●「カリウム」の効果
…水分保持、細胞内浸透圧維持に効果があります。
ナトリウム(塩分)の排出を促し、血中塩分濃度を安定させます。
また、カリウムの不足により「食欲不振」「精神障害」「不整脈」など、
様々な症状が見られることがあるため積極的に摂る必要がある栄養分と言えるでしょう。
==カリウムが多く含まれる食べ物==
切干大根・ドライトマト・ドライマンゴ―・干しひじき…など
■参考
Medi Palette 様「カリウムを豊富に含む食べ物は?効果と摂取基準も解説」より
https://www.lotte.co.jp/medipalette/2113/
健康長寿ネット 様「カリウムの働きと1日の摂取量」より
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/mineral-k.html
●「タウリン」の効果
…血中コレステロール/中世脂肪の減少・血圧維持・肝臓などの解毒能力向上・視力低下防止など、
あらゆる面で効果を発揮する栄養素。
軟体動物や魚介類に多く含まれます。
体内での生成も可能ですがそれだけでは不十分なため、外部からの摂取が最も効果的と言えます。
==タウリンが多く含まれる食べ物==
牡蠣・ホタテ・あさり・いか・いわし…など
…タウリンは水溶性のため、お刺身・スープごと食べられる鍋や汁物料理がおすすめですが、
タウリンを多く含む貝類は基本的に天然の塩分が豊富に含まれているため食べ過ぎに注意です。
先にご紹介いたしましたカリウムと併せて摂取し、健康的な食事を行っていきましょう。
■参考
Medi Palette 様「カリウムを豊富に含む食べ物は?効果と摂取基準も解説」より
https://www.lotte.co.jp/medipalette/2113/
健康長寿ネット 様「カリウムの働きと1日の摂取量」より
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/mineral-k.html
大正製薬 商品情報サイト 様 「タウリンを多く含む食材とそのレシピを紹介!」より
https://brand.taisho.co.jp/contents/tsukare/detail_249.html
年末年始に食べられるおせち料理には、意外にも塩分が多く含まれています。
ここで、おせち料理で食べられる食べ物の塩分・糖質を見てみましょう。
一日の塩分摂取量の目安は、男性で約11.1g・女性で約9.4gとなっていますが、おせち料理は一回の食事で食塩が合計約7.0g、糖分が約90.0g前後。
これを1日3食続けた場合、一日の食塩摂取量は約21g、糖分は約210gにも上ります。
食塩に関して見てみると、一日の食塩平均摂取量を約2倍ほど超過していることになります。
おせちやお雑煮は、一回の食材の量を減らすだけでも効果的。
最近は糖質・塩分をカットした食材もでていますので、この機会におせちの食材と食べ方に気を付け、安全に楽しく食事ができるよう心がけてみましょう。
■参考
医療法人社団 倫生会 みどり病院 様 「おせちを食べる~省略~気をつけましょう。」
https://midori-hp.or.jp/nutrition-blog/osechi-nacl-nutrition/
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