お知らせ
パーキンソン病とは?気になる・お悩みの方へ
ドーパミン神経細胞
(脳内神経伝達物質であるドーパミンを作る細胞)
の減少により、
運動障害/神経障害を引き起こす病気。
(40歳以下で発症した場合には
若年性パーキンソン病と呼ばれます)
*若年性パーキンソン病については以下のブログでもご紹介しています。
是非ご覧ください。
若年性パーキンソン病について
"パンデミック"…感染爆発。通常、ウイルスなどによる感染・伝染病が世界的に広がっている状態を言います。
しかし近年では"非"感染性であるはずのパーキンソン病が世界中で増加傾向にあり、パンデミック状態と判断されています。
■参考
岐阜大学 大学院医学系研究科 脳神経内科学分野 様
「パーキンソン病~行動起こすとき-」 より
https://www.med.gifu-u.ac.jp/neurology/column/pd/006.html
●原因:ドーパミン不足
パーキンソン病は、脳の中脳にある黒質と言われる部位で生成される、
神経伝達物質の1つである「ドーパミン(ドパミン)」の不足によるものだということがわかっています。
●受診する科:脳神経内科(神経内科)を受診
パーキンソン病かも?と思ったら「脳神経内科」を受診しましょう。
以下のような症状がある方は、早めに脳神経内科を受診することをお勧めいたします。
…上記以外にも、
●非運動症状
・睡眠障害…夜中に何度も起きる
・起立性低血圧…立ち眩み・失神が起きやすい
●運動症状
・筋固縮…筋肉のこわばり、間接動作においてカクカクとした抵抗感がある
・姿勢反射障害…バランス変化に対応できない・転倒しやすい
また、脳神経内科受診時などの場面で、
・典型的なパーキンソン症状(後述)を確認する
・L-ドパ(後述)による症状緩和がはっきりと表れる
など確認できた場合は、パーキンソン病を発症している可能性が高いです。
●パーキンソン病4大症状
【安静時の震え】…動いてないのに身体が勝手に震える
【無動】…身体の動きが緩慢もしくは少なくなり、遅くなる
【姿勢反射障害】…バランス力の低下など、倒れやすくなる
【固縮】…手足の筋肉のこわばりや、
関節のカクカクとした動かしづらさ・抵抗感がある
…上記はパーキンソン病の典型的な症状。
先にお伝えしている前触れなどと併せて確認されるようであれば、なるべく早めに病院を受診しましょう。
■参考
メイトウホスピタル 様
「パーキンソン病?~診断基準」より
https://meitoh-hsp.or.jp/column/parkinson002
難病情報センター 様
「パーキンソン病(指定難病6)」より
https://www.nanbyou.or.jp/entry/169
社会医療法人 製鉄記念八幡病院 様
「患者数が増加している「パーキンソン病」」より
https://www.ns.yawata-mhp.or.jp/content/items/159
パーキンソン症状を起こす全く別の病気群の総称。
実はドーパミンが不足する病気はパーキンソン病以外でも存在します。
簡単に言うと「ドーパミンが欠乏していてもパーキンソン病ではない病気」をまとめてパーキンソン症候群と呼びます。
●パーキンソン症候群に分類される病気
・多発性ラクナ梗塞
…脳梗塞の一種「ラクナ脳梗塞」が多発する疾患。
・慢性硬膜下血腫
…比較的軽微な頭部外傷後2週間~3か月ほどの期間を置いて、硬膜・脳の間隙(硬膜下腔)に徐々に血液が貯蓄する疾患。
・正常圧水頭症
…髄液が通常より増加し脳室拡大が起こっているにも関わらず、髄液圧が正常のものを言います。
症状としては物忘れや尿失禁などが起こります。
・薬剤性パーキンソン症候群
…抗精神病薬や吐き気止め、胃腸薬などが要因で、パーキソニズム(パーキンソン病とは別要因でパーキンソン病のような症状を引き起こすこと)を発症する症状です。
・パーキンソン病類縁疾患
「大脳皮質基底核症候群」「進行性核上性麻痺」「多系統萎縮症」等の疾患を指す、パーキンソン病に似た疾患群を指します。これらは*特定疾病に認定されています。
*特定疾病…一般的に65歳以上に多く発症。65歳以下でも発症が認められており、罹患率・有病率が加齢と関係する16種の病気を指し、さらに3か月~半年以上の継続した要介護・要支援状態となる割合が高くなるとして分類される疾患の総称です(癌(末期)・関節リウマチ・脳血管疾患…等)
パーキンソン病は
「ゆっくり進行」
「手足の震えから始まることが多い」
「安静時(動かない時)の手足の震えが強い」
「初期には必ず症状に左右差がある」等の特徴が、
パーキンソン症候群は
「急に」
「両手が」
「物を持つ(安静時とは逆の場面)時などに震える」
「最初は歩きにくさから始まった」等の特徴が見られるので、こういった差で判断を行うことがあります。
■参考
メイトウホスピタル 様
「パーキンソン病との違いに注意!~レビー小体認知症」より
https://meitoh-hsp.or.jp/column/parkinson003
厚生労働省 様
https://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/nintei/gaiyo3.html
MRI検査の有効点…パーキンソン病は、MRI検査による明らかな異常は発見されません。
つまり、パーキンソン病ではない別の疾患を絞りこむことができるのです。
●パーキンソン病の治療
・薬物療法…不足しているドーパミンを補うための「L-ドパ」と言われる薬による薬物療法が最も主流とされています。
パーキンソン病に使用する薬の量・種類などは症状などに合わせて都度変更します。
もしも薬の量が増減しても心配はいりません。
ただ、薬に関しても今患者様がどういった状態で、何に困っているのかを把握しなければ適切な薬の処方が行えないため、困っていることや相談したいことがあればまずはしっかりとお話できるようにしておくことが大切です。
■参考
難病情報センター 様
「パーキンソン病(指定難病6)」より
https://www.nanbyou.or.jp/entry/169
大塚製薬 様
「パーキンソン病 どんな治療をするの?」より
https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/parkinsons-disease/treatments/
日経メディカル 様
「レポドパ製剤(パーキンソン病治療薬)の解説」より
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/article/556e7e5c83815011bdcf827d.html
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