冬に増える脳卒中症状 他 | 尼崎市で脳梗塞・脳出血の後遺症改善を目指す脳梗塞リハビリステーションPROGRESS

冬に増える脳卒中症状 他 | 尼崎市で脳梗塞・脳出血の後遺症改善を目指す脳梗塞リハビリステーションPROGRESS

お知らせ

冬に増える脳卒中症状 他

2023/02/22

お知らせ

 

 

 

大きく分けて【脳梗塞】【脳出血】【クモ膜下出血】の3種類に分けられます。

●脳梗塞

…生活習慣病や老化が原因で、血管が細くなったり血栓の詰まりにより脳への血流がなくなり、脳細胞が壊死し脳機能が停止することを指します。

 

●脳出血

…脳の血管が裂け、脳組織の中に直接出血する症状。発症時に激しい頭痛を伴う場合が殆どで、流れた血液は「血腫」を生成し、脳梗塞と同じく周囲の圧迫して脳細胞を破壊して様々な症状を引き起こします。

 

●くも膜下出血

…脳の動脈が破裂し、脳を包む3膜(硬膜・くも膜・軟膜)の内、くも膜と軟膜の間にある"くも膜下腔"という隙間に血液が急激に流れ込む症状です。非常に強い頭痛が発生することで知られており、他にも悪心・嘔吐・意識障害・痙攣・頚部痛を伴います。

 

 

これら脳卒中症状は一年を通して、特に冬の時期に起こりやすいと言われています。

その理由として、温度の寒暖差により交感神経が刺激されることで血管が強く収縮し、血圧を急激に上昇させるためです。

屋内から屋外へ、お風呂に入った後浴室から出るなど、夏よりも体温の変化が著しい冬は、より脳卒中症状への警戒心を高めておく必要があると言えます。

 

 

脳卒中症状に関しては、「脳梗塞」「脳出血」に関して当HPでも紹介しております。

下記リンクより是非ご覧ください。

 

■参考

「脳卒中(脳梗塞・脳出血)」より

脳卒中(脳梗塞・脳出血)

 

一年を通して、冬が最も脳卒中症状発症の危険性が高いと説明しましたが、"脳梗塞"については比較的夏に発症者が多いことがわかっています。

逆に、冬には"脳出血" "くも膜下出血"の発症率が上がることがわかっており、1年を通して大差こそないものの季節ごとに脳卒中症状の発症率や死亡率に差があるのです。

 

●夏に"脳梗塞"症状が増える理由

夏は発汗量がふえるため、全身の水分が少なくなり脱水症状になることが多いです。そのため血液中の水分が減るので血液粘度が上昇、血栓が生成されやすい状態な上そもそも水分不足の状態では血流も悪くなるので血栓が詰まりやす状態にもなってしまうという弊害も生まれます。

 

●冬に"脳卒中" "くも膜下出血"が増える理由

気温が下がると、脳は体から熱を逃がさないために血管を収縮させようと働きます。そのため血圧が上昇し血管への負担が増えることで血管が破れやすい状態になるため、夏に比べて"脳卒中""くも膜下出血"が増えるのです。

 

 

 

■【モーニングサージ】について

「モーニングサージ」とは、朝に血圧が高くなる「早朝高血圧」のことを指し、あるタイミングで血圧が急上昇する「血圧サージ」の一種です。

このモーニングサージの傾向にある方は、冬のように寒い時期にの朝に脳卒中症状を引き起こす可能性がより高くなるため非常に危険です。

 

特にモーニングサージの方にとって起床後1~2時間が脳卒中症状を引き起こしやすい危険な時間帯とされているため、起床後すぐにあわただしく動くことは控えた方がいいとされています。

 

●モーニングサージの確認方法

 

…尚、夜も朝も血圧測定をするのは面倒という方は、まず朝の血圧を測定してみましょう。

朝のみ血圧を測定する場合は、起床して1時間/食事前/トイレ後にそれぞれ測定します。この際部屋などは寒くないように暖めて行います。

 

冬の寒い朝はモーニングサージだけではなく、寒暖差による血圧の激しい上昇・下降にも気を付けなければいけません。

自分の血圧は普段からどのくらいの数値なのか、寒さを我慢していたりしていないか、普段の生活を少しずつ見直して、問題があれば一つずつ対処していくことが大切です。

 

 

■参考

公益社団法人 前橋市医師会 様「寒さと脳卒中」より

冬の脳卒中症状について

 

IMS(イムス)グループ 医療法人社団 明芳会 横浜新都市脳神経外科病院 様

「くも膜下出血について」より

くも膜下出血について

 

利根保健生活協同組合 利根中央病院「冬場に起きやすい循環器の病気」より

https://www.tonehoken.or.jp/chuo-hospital/region/kenkou/2016/kenkou_201612.html

 

 

倉敷平成病院だより 様「冬の朝は高血圧~注意!」より

モーニングサージについて

 

OMRON 様 「冬の脳卒中~予防を」より

冬の脳卒中と高血圧の関係について

 

 

 

 

 

先の項目では冬場に増える脳卒中症状などについて少し触れましたが、これら寒暖差によって脳卒中症状や他にも心血管疾患系の症状を引き起こしてしまうことを"ヒートショック"といいます

 

■「ヒートショック」とは

主にお風呂場のような寒暖差の激しい場所で起こる健康被害で、血圧の急激な上昇・低下によって発生する心臓・血管系の疾患が起こることをさします。

 

 

 

●ヒートショックが起きるまでの流れ

 

…例えば暖かい室内から寒い浴室へと移動している間にも血管は収縮し、血液の流れが悪くなります。

そこから突然熱い湯船に入るなど、身体にとって急激な体温の上昇が起こると今まで収縮していた血管が一気に拡張し、血圧が急降下します。

 

 

●ヒートショックの発生しやすい場所

 

…トイレでの排便時も血圧の上昇と下降の差が激しいです。少しの間かもしれませんが、それでも暖かい部屋と冷たいトイレとの寒暖差がきっかけとなりヒートショックを招く原因になるかもしれません。普段の生活から少しでも体温に気を付けた生活を意識してみましょう。

 

 

 

また、特に年齢を重ねるごとに気温・体温の変化に気づきにくくなる高齢者や、動脈硬化の疑いのある方、特定基礎疾患のある方などは一層注意が必要です。

 

■参考

健達ネットコラム 様「ヒートショックによる~紹介」

https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/health-care/14000

 

学研Ccofump 様「ヒートショックとは~対策法まで紹介!」より

ヒートショックについて

 

社団福祉法人 恩賜財団 済生会 様「冬場に多発~ヒートショック」より

冬場に多発! 温度差で起こるヒートショック

 

 

 

 

ここまで冬場に脳卒中症状他、血管系疾患の発症率が上がる、その要因となるヒートショックなどについてお話しいたしました。

 

もちろん、気温差等に関係なく冬場は外に出る機会が減る人も増え、運動不足やそれに伴う食生活の乱れから高血圧などの運動不足がたたって脳卒中症状や血管系疾患を発症する方も増えます。

脳梗塞であれば「手足の力が急に抜ける」「身体片側が痺れる・動きにくい」「呂律が回らない」等の症状、脳出血・くも膜下出血であれば「これまでに経験したことのない頭痛」「物が急に二重に見えた」等の症状があった場合すぐに医療機関を受診する準備を整えておきましょう。

 

 

■脳梗塞リハビリステーションPROGRESSで提供するリハビリ

 

 

尼崎市塚口にある脳梗塞リハビリステーションPROGRESSは、

運動の専門家である理学療法士・鍼灸師が在籍している自費リハビリ施設です。

 

理学療法士、鍼灸師による完全マンツーマンで行うリハビリが特徴で、

脳梗塞・脳出血に代表される脳卒中の後遺症に対するリハビリテーションを行っております。
また、パーキンソン病などの神経疾患にも対応。

医療保険による治療・介護保険の範囲では改善しきれない方達に選ばれております。

 

 

リハビリ風景

 

□下記リンクから実際にリハビリを行っている様子をご覧いただけます。

リハビリテーションの様子

 

脳卒中の後遺症やパーキンソン病などに対してのリハビリはもちろん、小さなお悩みも抱えず、

まずは「脳梗塞リハビリステーションPROGRESSへご連絡ください。

誠心誠意、しっかりとアドバイスやサポートをさせていただきます。

 

■ご予約・お問合せはこちら

お電話はこちら:0120-35-3455

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当施設では1回120分 初回限定5,500円(最大3回まで 27,500円)で受けられる体験リハビリプランを実施しております!まずは体験リハビリテーションで当施設の雰囲気を感じてみませんか?
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